東北いっぴん

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November 2, 2021

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300年以上にわたり津軽地方に伝わる「こぎん刺し」。藍染めの麻布に木綿糸で刺すのが伝統的な姿だが、虹色工房1chiでは青森の草木花で染め上げた木綿糸で伝統的なモドコを刺しています。そのバラエティー豊かな色合いは、まるで青森の四季の移ろいを表現しているかのよう。

タヤマスタジオは「南部鉄器」に魅せられたメンバーが、アイデアと人を繋ぎ、生活に寄り添った価値を伝統工芸に留まらない形で創造しています。400年と言われる南部鉄器の歴史の中で培われてきた正統な技法で、現代の暮らしの毎日に寄り添う使いやすさを実現しています。

玉虫塗は、艶やかに照り返す発色と光沢が特徴の仙台生まれの漆芸。光の加減で色合いが微妙に変わる、その豊麗な色調がタマムシの羽根に似ている。宮城県の伝統的工芸品の指定を受け、伝統的な品々を作る一方、現代のライフスタイルに合う新商品開発も続けています。

青森県八戸市に伝わる「南部裂織」。布が希少だった時代、着古した古布(ふ)を裂いて織り直して再利用していたのが始まりです。100年近く前のコタツ掛けをモチーフにして生まれたkofuは、タータンチェックのように配色されたモダンなパターンとなっています。

佐藤工芸は木工の町として知られる 山形県天童市で、将棋の駒や家具の部材などを製作。特にNC加工機による複雑な木工加工を得意とし、高い精度で製作いたします。日々の暮らしをより豊かにする自社オリジナルの製品開発にも取組んでいます。

古来、茶会や宴席など、野外でも親しまれてきた漆器。ノダテは「漆のある暮らし・遊び」をコンセプトに新しく生まれた漆器ブランドです。木や漆は非常に軽く丈夫で、携帯性に優れ、経年進化を楽しめます。抗菌作用があり、修理もでき、いつまでもご使用いただけます。

「裂き織」の起源は江戸時代中期。寒冷な気候のため綿や織維製品が貴重だった東北地方にあると言われています。当時は、古木木綿が貴重で「使い切る」文化の中で日常生活に用いる衣類や布団などの布を、裂いて細く繊維状にし、ねじりながら織り上げていました。

「気仙沼ブルーを作り、それを多くの人に届けたい」という思いから、気仙沼産の藍染めを製作しているインディゴ気仙沼。幻と呼ばれる染料「パステル」の復刻·生産にも力を入れ、パステルが生み出す淡い青は世界のアパ レルブランドからも注目を集めています。

福島県南相馬市小高区にあるハンドメイドガラス工房イリゼの『iriser ‒ イリゼ -』とは、フランス語で「虹色にする」「虹色に輝く」という意味。私たちの商品を手にしたお客様と、それを生み出す私たち双方の暮らしに彩りが加わり、輝けるようなブランドを目指しています。

秋田で育った樹齢約60年の「秋田杉」。その特徴は繊細な木目と優しい肌触り、陶器の約1/5、広葉樹の約1/2と驚く程の軽さ。KACOMIは、その特徴・表情を損なう事なく日常使いができるよう ガラス塗装で仕上げ、いろんな場面のいろんな「食べる」を優しく彩ります。

独自開発された素材作り、編みにくい素材を時間を掛けてカタチにする、傷の補修も丁寧に取扱う、これが「ファッションの米富」としての原点。山形は古くから繊維の産地、今もその形態を保っており、「産地」だからできるモノ作りだけに頼らず、表現方法を模索し続けています。

明治9年創業の樺細工製造元「八柳」と地産レーベル「casane tsumugu」が2020年に立ち上げた共同ブランド。桜皮の中でも、素朴で荒々しい美しさを持つ希少材「霜降皮」を用い、伝統的な技法や作り方を継承しながら現代のライフスタイルを意識した商品づくりを行っています。

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